森の中、とは知っていたのですが・・・
まずは国道１２６から入る看板。
うっかりすると通り過ぎそうです。すでに周囲は田んぼしかない景色。
ナビに住所いれてきたんだけど、ここで、「案内を終了します。目的地周辺です。」と言われていまいました！ここからが知りたいトコなのに～^_^;
手作り風の看板どおりに進みます。道は細くなり・・・砂利になり・・・
この角を入ると、すぐに駐車場らしき砂利の広場に着きました。ホッ。
車から降りると、その静けさにビックリ。風の音、ウグイスの声。わたし、実家も現住所もちょっと田舎だけど、そんなわたしも感心しちゃう田舎です！
木漏れ日の中に見えてきました。かわいらしいログハウスと「そば」という渋い文字。
おお～、噂通りの森の中。
ワクワク・・・♪おそば食べるだけなのに 笑。
玄関で靴を脱いで、スリッパに履き替えます。
扉を開けると、またビックリ！
ステキ～～～！！！ペンションにでも来たようです。天井も高く、想像以上の開放感。和とも洋ともいえる落ち着く空間です。そして照明、時計、すべてが手作りっぽいんだけど、椅子やテーブルはどうなんだろ。窓の外には深い杉木立。緑の光に誘われて、つい窓際の席に座りました♪
座るとすぐに、そば茶とそばかりんとうが出されました。
そばかりんとうは甘いものではなく、揚げてうすく塩を振ったものです。香ばしくて美味し！いくらでもいけそう！！
目の前には電動の石臼があって、そば粉がひかれていく様子も見られます。
メニューはシンプルです。細打ちか、田舎蕎麦か。それに天ぷらを付けるか付けないか。鴨汁蕎麦。暖かいメニューでは、とろろ・鴨南蛮・かきあげ。でも、「手打ち一本引き蕎麦」っていうのがちょっと気になります。聞いてみると・・・「生一本」ということだそうで、蕎麦の実を見せてくれながら、詳しく説明してくれました。でも詳しく聞きすぎて、なんだかよくわからなくなっちゃいました～～～笑！でもとっても気さくなオジサンでしたよ！
そして、私は「田舎蕎麦の天ぷら付き」、ダンナは「一本引き」を注文しました～♪
色がちがいます。手前が田舎蕎麦、奥が一本引き。
薬味はわさびと葱。一口すすると、またまたビックリ！！！
ものすごくしっかりした蕎麦です。香り、コシ、冷たさ、すべてギュっとした、男の蕎麦って感じ。まさに手打ちの噛みごたえ。これだけバシっとしてると、ものたりる。いつも私、ざるそば・もりそばだと、量的になんかもの足りないんですよ～^_^;
天ぷらはごま油で揚げてあるそうです。エビ・茄子・カボチャ・舞茸・山菜。山菜はたしか「コゴミ」と聞きました。春の味ですね！サックサクに揚がっててとっても美味！！
窓の外には、あまり見かけない白い花がたくさん咲いていました。トカゲが通っていったり、本当に噂通りの森の中。
満腹感、満足感ともに満々になりました！ちょっとお値段高めかな、と思っていましたが、許します 笑。
とくに、ダンナがこの店めっちゃ気に入ったらしく、お店の人に「また来ます♪」なんて言ってました。やっぱり南国が好き、なんて言いながら日本人なんだね～～～。
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